脱毛するとシミが薄くなる？濃くなる？ | 脱毛サロン・クリニック比較ナビ

脱毛はシミやそばかすの原因にはなりません！

脱毛について調べていると、
「脱毛でシミやそばかすが薄くなる」
「脱毛でシミやそばかすが濃くなる」
という正反対の意見を目にすることがあります。

脱毛とシミ・そばかすの関係についてはいろいろな意見が飛び交っていて、どれが本当のことなのか迷ってしまいそうです。

しかし安心してください。結論から言うと脱毛がシミやそばかすを増やすことはありません！

では、なぜシミが濃くなると噂されるのでしょうか？どうしてシミやそばかすに悪影響がないと言えるのでしょうか？

そこで今回は「脱毛することでシミにどんな影響があるのか」というテーマで、根拠や原因についてまとめてみました。

皮膚は紫外線などの刺激をうけると、肌の下層にメラニン色素が生成されます。

メラニン色素は外部の刺激から肌を守る役割があり、通常は肌の表面に押し上げられたあと、一定の日数が経つと角質と一緒に排出されます。
これが、肌のターンオーバーや新陳代謝と呼ばれる働きです。

しかし、この新陳代謝を上回るペースでメラニンが生成されたり、新陳代謝そのものが正常に働かなかったりすると、蓄積したメラニン色素によってシミができてしまうのです！

紫外線のほかにも、肌トラブル・加齢・ホルモンバランスの乱れ・生活の乱れなどが、正常な肌の働きに悪影響を与える可能性があります。

そばかすは、シミの一種です。遺伝子の影響が原因で発生し、10代といった若いころから出やすいとされています。

他のシミと違うのは、そばかすはできる場所が決まっていて、顔の鼻のまわりや、頬のあたりに細かく現れるということ。

そばかすの特徴として、加齢とともに現れやすくなる他のシミと違い、個人差はあるものの年齢を重ねるごとに薄くなりやすいとされています。

調べると、脱毛したことでシミが濃くなった・そばかすができた、という声もありますが、結論からいえば、脱毛処理にシミやそばかすを濃くするような効能はありません。

では、なぜシミが悪化したという意見があるのでしょうか？
ここではその原因を分析していきます。

考えられるのは、脱毛という皮膚への刺激によって、細胞が活性化したために起こる症状でしょう。刺激を受けて新陳代謝が早まることで、まだ表には出てきていなかったメラニン色素が表面に押し出され、シミが濃くなったように感じたというケースです。

これは肌のターンオーバーのサイクルが早まっただけで、一時的な症状になりますので、シミのように定着することはありません。

脱毛時にときどき起こる軽い炎症や肌の赤みを放っておくことで色素沈着ができてしまうことは考えられます。

これは、単純に肌のケアが足りていないことでダメージの跡が残ってしまう「色素沈着」で、シミではありません。脱毛に限らず、気をつけていないと日常的に起きてしまう症状でもあります。

また、脱毛中から脱毛後にかけては肌が敏感なので、日焼けをしてしまうとその影響が強く出る可能性はあります。

これもしっかりと肌ケアを行えば十分防ぐことができるため、不注意からくるトラブルと言えるでしょう。

以上のように考えると、「脱毛したから」シミが増えたりそばかすが増えたりするわけではないと言えます。

ただし、シミやそばかすだけでなく、他の肌トラブルを避けるためにも、お肌のケアには細心の注意を払っておきましょう。

肌ケアやアフターフォローさえしっかりと行っておけば、脱毛を必要以上に不安視する必要はなさそうです。

では逆に、脱毛処理によってシミやそばかすを薄くすることはできるのでしょうか？残念ながら、脱毛処理にシミが薄くなるという効能はありません。

ただ、脱毛の種類によっては、シミが薄くなったように感じられる可能性はあります。

たとえば、脱毛処理で肌のターンオーバーが活性化し、表面に出てきていたメラニン色素が排出され、シミが薄くなったと感じることがあります。

さらに、脱毛サロンや医療脱毛クリニックでの脱毛には美肌効果があり、その影響でシミやそばかすが目立ちにくくなる可能性は考えられるでしょう。

このように、脱毛では、シミそのものを薄くしたり消したりすることはできませんが、シミが濃くなったり増えたりする心配もないようです。

脱毛サロンや医療脱毛クリニックであれば、ムダ毛処理と美肌効果が同時に見込めてシミが薄くみえる可能性もあるので、安心して脱毛を任せたい人にぴったりの選択です。

気になった人はぜひ一度、人気の脱毛サロンや脱毛クリニックをチェックしてみましょう。